高機能キーフォブ : 車外ユーザーインターフェース (SBD/SEC/2260)

by sbd-jp 2010 9月 08 02:35

現在リモートキーレスエントリー利用は広く浸透しており、ドライバーは RF キーフォブでドアの施錠/開錠、アラームシステムの操作はもちろん、パワーウィンドウや車外照明の操作まで行うことができるものもあります。

内部ネットワークの発展による車両データの利用や、高度な通信技術による車両からのデータ通信が可能になったことで、単純だったキーフォブが高機能なユーザーインターフェースに発展する可能性がでてきました。これによりドライバーは、ガソリン残量やタイヤ空気圧、車内温度を把握し、エアコン作動やナビシステムのプリプログラム、エンジン始動などを簡単な操作で行うことが可能になるかもしれません。これら全ての操作コマンドと関連情報は既に大手サプライヤーが実証済みであり、多くの自動車メーカーが高機能キーフォブの生産に向けた第一歩を踏み出しています。

高機能キーフォブ導入の一番の課題は、ディスプレイ画面の高品質化と通信精度の向上にバッテリー駆動能力が対応できるかという点です。ドライバーが拡張機能を使用することによりキーレスエントリーの基本的機能が損なわれることがあってはならず、頻繁に使用する機器が常に充電作業を必要とするのも論外です。既存の製品でもキーフォブへのデータ送信には問題ありませんが、ドライバーがそれを操作したり見たりすることができるのかという点に懸念が残ります。

このためサプライヤー各社は、低電力ディスプレイや、デュアルバッテリー、ゲートウェイモジュールといったソリューションを模索しており、スマートフォンアプリをディスプレイと操作に活用することも考えています。今後この技術は著しく発展し、5 年以内にはドライバーがさらに高機能化したキーフォブを利用できるようになると SBD では見ています。

本書では Audi、BMW、GM、VW そして Volvo 車に採用されている開発品 Continental、Delphi、Hella、Marquardt と Valeo 社のプロトタイプについて検証し、現在検討中の技術と今後導入が予想される機能について解説しています。

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2260_Enhanced_key_fobs_J.pdf (1.33 mb)

 

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